おおくぼ整体・整骨院ブログ
院長ブログ
2015.01.22
『目の前にある宝物』
おはようございます！！！
今日も一日、全力で顔晴ります！！！
「目の前にある宝物」
首を骨折で全身麻痺！？
えーーーーーーー！！！
僕の友人が、あるセミナーの懇親会で出会った男性の話です。
その男性は、5年前に首を骨折して全身麻痺になる大ケガを
したんだそうです。
驚いて聞いていたら、その男性は右手を差し出してくれたそうです。
「この右手は、宝物なんです」
彼は、右手を開こうとしたり、閉じようとしたりしているのですが、
麻痺が残っているのか、ブルブルとふるえていました。
このふるえている右手が宝物？
どういうことだろう？
2002年3月1日。
中学校の体育教師だったその男性はスキーで大転倒し、首を骨折。
奇跡的に一命はとりとめたものの、全身麻痺になるという
想像もしなかった事態になりました。
その男性は自殺を考えました。
ほんとうは生きたい・・・・・。
でも、生き方がわからない・・・・・。
全身麻痺になり、
どう生きたらいいかがわからなくなったのです。
しかし、奥さんは言ってくれました。
「どんなことがあっても一緒にいるよ」
そして、
親身になって寄り添ってくれた看護師さん。
復帰を信じて待ってくれていた同僚の先生たちと生徒たち。
いつしか、その男性は、
麻痺した手で力をふりしぼり、
入院中にこんな言葉を書き綴っていたそうです。
「死んじゃうって
人と会えなくなることですネ」
「助けてって言っていますか
私は言いたい」
「弱虫 強虫 どっちも私」
「ありがとう おかげさま
なかなか言っていない・・・・・」
「隣で喜んでくれる人
泣いてくれる人
怒ってくれる人
みなさん私の宝物」
そして、ある日、
その男性の中でこんな思いが
湧き上がってきたそうです。
口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
目は人のよいところを見るために使おう。
手足は人を助けるために使おう。
心は人の痛みがわかるために使おう。
命の使い方、5つの誓いです。
この男性の名前は、腰塚勇人さん。
このときの体験が、『命の授業』（ダイヤモンド社）
として本になっていますので、ぜひお読みください。
では冒頭の話に戻ります。
麻痺でふるえる右手を
「この右手は宝物なんです」
と言った腰塚さん。
今度は左手を開いたり閉じたりしました。
そして、こう続けました。
「左手はここまで戻りました。
でも、それがあたりまえじゃないということを、
この右手が教えてくれるんです。
こうやって左手が普通に動くことがどれだけ恵まれていることなのか、
それをいつも思い出させてくれる、
忘れないようにさせてくれるのが、この右手なんです。
だから、不自由なこともあるけれど、
この右手は僕の宝物なんです」
いま、目の前に宝物がある。
英語の「present」という言葉の語源を見ても、
それはいえます。
英語の「present」は「現在」と「贈り物」
という2つの意味があります。
「present」（現在）の語源は、
ラテン語「praeesse」（前に+ある）。
「目の前にある」（時）→「現在」となり、
「目の前にある」（もの）→「プレゼント」（贈り物）
となりました。
目が見えること
手が動くこと
歩けること
息ができること。
そして、
今日、朝、目が覚めたこと。
最高のプレゼントって、すでに目の前に、
僕らに贈られているんです。
もしあなたが、
「1000億円欲しいですか？」
って聞かれたとします。
そのかわり、
「あなたの両目と両足を差し出してくれたなら・・・・・」
という条件付きで。
1000億円と引き換えに両目、両足を差し出す方は
少ないと思います。
僕らは、1000億円もらってもあげたくないものを、
最初からもらって生まれてきているのです。
魚は釣り上げられて初めて、
これまで海というしあわせの中にいたことに気がつくことができます。
僕らだって同じ。
しあわせになるんじゃない。
しあわせであることに気がつけばいいだけなんです。
人生とはしあわせになる旅ではなく、
最初からしあわせだったことに
気がつく旅なのです。
ゴールへ向かう旅ではない。
最初からゴールにいたことを、
発見する旅なのです。
出典 3秒でハッピーになる名言セラピー 英語でしあわせ編 著 ひすいこたろう＆アイコ・マクレーン
ディスカヴァートゥエンティーワン
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足りないことをあげればきりがありません。
でも、それと同じかそれ以上に、今あることに
感謝や幸せを感じることもできます。
いつでも失ってからその大切さに気づきます。
病気もなく健康でいられること
普通に歩けること
目が見えること
耳が聴こえること
話せること
ごはんが毎日食べられること
日本に生まれてきたこと
子どもがなんの病気もなく健康でいてくれること
そこに気づくと幸せを感じることができると思ってます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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