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院長ブログ
2015.06.18

『お茶をお願いします』

『お茶をお願いします』

おはようございます!!!
今日も一日、全力で顔晴ります!!!


「お茶をお願いします」

たった一字で相手の印象が変わる



相手を認める言葉は、決して大仰な表現を意味するものではありません。
取引先などを訪ねた時、応接室で

「コーヒーとお茶どちらがいいですか?」

と聞かれることがあります。



その時、多くの方が何気なく

「あ、お茶でいいです」

と口にしていないでしょうか?


しかし、

「お茶でいいです」

には微妙なニュアンスが隠れています。

「それしかないんじゃ仕方ない。
ま、お茶でいいか」

というニュアンスです。

もちろん、

「そんなことは思っていない。
お茶がいいからお茶と言ったんだ」

と反論されるかもしれません。


むしろ、謙遜の気持ちからそのように
言っている人もいるでしょう。


では次の言い方と比較するとどうでしょうか。

「お茶をお願いします」、

あるいは

「お茶がいいです」、

「お茶ですか。嬉しいです」。


ほんの小さな違いでありながら、
伝わり方のニュアンスが大きく違うとは思いませんか。

「お茶でいいです」は、

用意してくれた相手の気持ちに応える言葉ではありません。

「お茶を淹れる」

ということひとつ考えても、
相手の方が自分の時間を使って、
あなたのために淹れてくださるのです。

それを

「お茶でいい」

というのでは、相手の行為を軽んじているようにも
聞こえる気がします。



「聞く」

という文字は門の間に耳と書きます。
話を「聞く姿勢」があまり明確ではありません。

それに対して

「聴く」のほうは

耳+(足す)目、そこに心を添えるというかたちから成り立っています。
こちらは「聴く姿勢」が実に明快です。

相手が自分の話にきちんと耳を傾けてくれている、
返ってくるコメントもポイントもつかんでいる、
と感じられれば、「この人は、私が話すことを聴いてくれている」
と実感し、信頼感も生まれてくるでしょう。


対話の時にはこの「ちゃんと聴いています。私の心をあなたに添えていますよ」
という姿勢が非常に重要なのです。

聴くというのは、相手の「言葉だけ」を聴くということではないと思います。
出されたお茶の熱さ加減に淹れてくれた人の心配りを聴く、
全員が出るまで、エレベーターの「開」ボタンを押している人の
親切さを聴く。

聴くというのは、自分のまわりのすべてに想いを
巡らせるということなのです。

いつものお茶にも、
それを淹れてくれる人の想いにも
「心を添えて聴く」姿勢を大事にするということ。
それがまわりとの信頼関係を
さらに深いものにしてくれるのだと思います。


出典  リッツ・カールトン  一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣   高野 登  日本実業出版社

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たった一文字で印象が大きく変わる
相手に対する感謝や敬意があれば自然とそういった言葉になるでしょうが、
まずは言葉だけからでも変えるのもとても大切なことと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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