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症例ブログ
2018.01.22

久しぶりの発熱

久しぶりの発熱

59歳の女性

もともとは右膝の腫れと痛みのために治療を開始。
当初は週2回の治療で経過とともに週1回の治療で
日に日に良くなっていきました。

ちなみにこの方は右膝がパンパンに腫れて痛みもありましたが
悪い(原因)のは膝ではありません。骨盤でもありません。筋肉でもありません。

内臓です。回盲、膵臓、小腸、S状結腸の機能が落ちていて
そのために水分代謝、排毒がうまくいかなくなった結果として右膝に症状が出ました。
(ご本人も、そういえばここ何カ月も便秘がひどくてお腹がすっきりしていないと
 納得してくれました)
なので膝は施術では一切触っていません。検査で確認するくらいです。
でも良くなりました。

症状は順調に取れてきましたが、治ったわけではないので
継続して治療しています。(再発防止のためにも)

そして、先日の治療の日に
「先生、昨日、久しぶりに風邪で熱が出ました」と
「いつぶりですか?」と聞くと
「覚えていないくらい昔です。
私は風邪をひいても熱というのは出ない人なんです。
それが、熱が出たので体質が変わったのかと思って
先生に聞いてみようと思って」

私 「変わりましたね。良かったですね」

結構、多いですよね。風邪ひいても熱出ない人。
これってどう思います??
私は以下のようなことをお話ししました。


発熱ってどんな意味がありますか?
熱は体に入ったウイルスや菌を体の免疫が戦ってやっつけている反応だったり、
冷えた体を温めるためにウイルスの力を借りて熱を起こして体温を上げて
体の免疫を上げる反応だったりといった意味があります。

大きな意味で言うと
「必要だから出ている」
「体を守るために必要だから出ている」

反応です。

これを解熱剤や抗生物質で下げるというのは
「体を守ろうとしている反応(サイン)を消す」
ということになります。
※※※薬の話に関しては今回の本筋からちょっとずれるので
別の機会に書きます※※※


話を戻します。
「必要だから出ている」

ですが、熱を出すのも体力(回復力)がいるんです。
体の状態が良くなくて体力が落ちている人は
熱も出ないんです。
なので風邪をひいても熱が出ないというのは状態としては
いいとはいえません。
免疫が落ちていたり、排毒ができない状態なので熱も出さない。
排毒できないので、体のどこかに毒素が溜まっていく。
原因不明の病気になる。といったケースもあります。

熱が出たということは体力(回復力)が上がってきたという
証です。
症状は決して悪いものではありません。
その症状が何を意味しているのか
体がどんな状態なのかを教えてくれています。

いつも通り。膝の治療をしたわけではありません。
「健康」にするために治療しました。

結果として
「慢性的に片頭痛があったんだけど、
それも治ってきた。
お腹の調子も、ものすごくよくなった」
と言っていました。

そして体力(回復力)が上がって熱が出ました。
いいことです。
「真の健康」に近づいたということです。

目先の症状にとらわれると大事な事を見失います。

治療家の志事は
「痛みを取ること」ではありません。
「健康」に導くことです。

この二つは似ているように感じるかもしれませんが
天と地ほどの差があります。
NST、内臓クラニアルはそれを可能にする
素晴らしい治療です。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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