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2013.05.28
『1/4の奇跡 病気や障害が必要な理由』
おはようございます!!
今日も一日全力で顔晴ります!!!
「マラリアにかかりにくい鎌状赤血球の秘密」
もう何年も前のこと。NHKの『人体Ⅲ』というテレビ番組で取り上げられた、興味深いお話をご紹介したいと思います。
病気や障害がこの世に必要なものだ、ということを証明するお話です。
昔、アフリカのある村で、マラリアという伝染病が大発生しました。その村は、マラリアの伝染によって絶滅しそうになりますが、なんとか踏みとどまったのです。
後年、科学者や医師らが、その村が絶滅しなかった原因を詳細に調べた結果、非常に面白いことがわかったのです。
その村にはマラリアにかかりにくい人がいる、ということがわかったのです。
通常、私たちの血に含まれる赤血球は、ハンバーグをつぶしたような形をしています。ところがマラリアにかかりにくい人の赤血球を調べた結果、草を刈る鎌のような形をしていたのです。
それは「鎌状赤血球」といって、この遺伝子を一つでも持っている人は、マラリアにかかりにくい、ということがわかったのです。(※鎌状赤血球症:アフリカ系の黒人に特有の遺伝性の病気で、酸素を運搬する能力が極端に低下して、重篤な貧血を引き起こし、血管内に詰まりやすく、詰まった部位には酸素が行き届かず、壊死、脳梗塞、心筋梗塞といった症状が体のあらゆるところで、毎日のように起こる病気。)
「障害を引き受けた1/4の人たちの存在」
科学者や医師らは、鎌状赤血球の遺伝子を持つ人たちの、きょうだいや家族、その子孫を徹底的に調べました。その結果、その人たちは、三つのグループに分けることができたのです。
【Aグループ】
鎌状赤血球の遺伝子を持っていなくて、障害も持っていない人たち。この人たちは、全体の1/4いました。
【Bグループ】
鎌状赤血球の遺伝子を持っていて、障害を持っていない人たち。この人たちは、全体の2/4いました。
【Cグループ】
鎌状赤血球の遺伝子を持っていて、その遺伝子が原因で障害を持っている人たち。この人たちは、全体の1/4いました。
マラリアが大発生したとき、鎌状赤血球の遺伝子を持っていない「Aグループ」の人たちはマラリアにかかって、残念ながら亡くなってしまいました。生き残ったのは「Bグループ」と「Cグループ」の人たちです。
この村を救ったのは「Bグループ」と「Cグループ」といえます。
しかし、番組では、マラリアに強く、障害のない遺伝子を持った「Bグループ」が存在するとき、必ず、ある一定の割合で、重度の障害を持った「Cグループ」も存在することになる、という事実が挙げられていました。
つまり、障害を引き受けた、1/4の「Cグループ」がいなければ、健常な「Bグループ」は存在せず、その村は絶滅していた、ということなのです。
もし、「障害を持った人は、いらないんだ」という考えがあったとして、障害のある人を排除していったとき、マラリアに強く、障害のない遺伝子を持った人は、決して生まれてこない。それが、遺伝子の進化というものなのだ、ということでした。
この話は、遠く離れたアフリカの、小さな村の、特別な出来事ではありません。そのまま私たちの生活にあてはめることができるのではないでしょうか。
今、こうして私たちが元気でいられるのは、過去や現在、病気や障害を持ち、苦しんで生きてくれた人のおかげではないだろうか。
私たち、その子ども、そしてもっと先々の子孫が輝く「いつかいい日」のために、いま一生懸命がんばって生きている。病気や障害のある人たちは、私たちにとってかけがえのない存在なのです。
私は、世界中の一人でも多くの人に、この「1/4の奇跡」の事実を伝えていきたいと思っています。
山元 加津子(石川県・特別支援学校教諭)
出典 マキノ出版 1/4の奇跡 「強者」を救う「弱者」の話
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この世にいなくていい人なんて一人もいない。みんなそこにいるだけで存在している価値や、理由が必ずある。
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