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おはようございます。
院長の大久保です。

たまにですが、休みの日に炭水化物（白米）を
食べ過ぎてしまうことがあります。

すると、だいたい次の日に背中が痛くなります。
膵臓に負担がかかって、その内臓の反射で痛くなります。

でも、この症状は全然悪いことだと思ってません。
一日くらい内臓を休ませるとその日のうちに痛みが自然に取れます。


痛みや症状は「体からの重要なサイン」です。
「体が疲れている」「調子が悪い」と教えてくれています。
そのサインを早い段階で感じ取れれば体というのは病気になりません。


もし、この膵臓に負担がかかったというサインを無視して、
背中が痛いからと意味も分からず揉んでもらったり、サイン自体に気付けていないと
膵臓にどんどん負担がかかり続け、最終的に気付いた時には膵臓の病気になります。

病気になるのはそのサインを無視してきたか、意味も分からずマッサージを受けたり
痛み止めを飲んだりしてその大事なサインを消していたか、
体が鈍感でサインが出ていても気付けなくて蓄積された結果です。

食べ過ぎて胃が痛くなった。
悪いでしょうか？？

飲みすぎて下痢をした。
悪いでしょうか？？

一番いけないのは、
食べ過ぎ飲みすぎて身体に負担をかけているのにわからない。
サイン（症状）が出ても何も考えずに薬で和らげる。
それを繰り返すから病気になります。


症状の意味に気付けば、これほどありがたいことはありません。
病気にならないように、
健康に戻るように教えてくれています。
そこに気付かなければ本当の健康にはなりません。

自ら健康を害するようなことがありませんでしたか？
それを考えずに症状だけを見て薬で楽になる。
マッサージを受けて一時的に楽になる。

こんなことを繰り返していたら間違いなく病気になります
自分の体と対話しなくてはいけません。

そして浅い段階で体の不調に気付けるような敏感な体でいないといけません。
治療家はその症状がどんな意味を持って出ているのかわからないといけません。

姿勢が悪いから？
体のクセがあるから？
足を組むから？

申し訳ないがそんな表面的なことではありません。

なんで姿勢が悪くなったのか？
なぜ体のクセがあるのか？
なぜ足を組むのか？

筋肉が弱いから？違います。
治療はそこまで深く潜らないと根本的に治りません。

特に今の時代は筋肉骨格だけでは根本的な改善にはなりません。
そればかりか対症療法で余分な刺激を加えてどんどん体力が落ちて
病気にかかりやすくなります。
骨盤矯正してもダメです。

なぜ骨が歪んだのか。
足を組む癖があるから？
カバンを片方の手に持つから？
同じ動きばっかりしてるから？

違います

それは最終的な「キッカケ」です。
「原因」ではありません。

内臓の負担やストレスや自律神経の反射でそれに対応する背骨や骨盤が歪む
からです。だから内臓と頭蓋骨の調整をすれば自然に姿勢は良くなります。
骨の歪みなんて簡単に良くなります。

今の時代、治療家はもっと深くまで患者さんの体を追求しないとダメです。
治療家が健康の定義を高めなくては、長い目で見た時、絶対に患者さんを悪くします。

痛みや症状がないことと健康は違います。
痛みや症状が取れることと治るは違います。

病気にならないために痛みや症状が必要な場合があります。
それを治療家と患者さんの双方が理解しないといけない時代です。


僕らの内臓クラニアルＮＳＴが患者さんの真の健康と
子供達の未来を守る大きな使命を持っています。

これは難病と向き合ってきたからこその哲学です。
症状とは何か？を深く考え、難病になる前に
予防しなくてはいけないと至った末の哲学です。
この哲学無くして本物の治療はできません。

何度も言いますが
「症状」を取ってはダメです。
症状を取っても「健康」にならなければダメです。
病気になります。
痛みを感じることも健康の大切な条件の1つです。

本当の原因は筋肉骨格にはありません。
もっともっと奥深くです。

この哲学が治療業界と一般にも広まっていくこと
を心から願います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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