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インフルエンザが終わりかけ、そろそろ花粉の症状が出てきている方も多くなってきました。

花粉症は対策次第で症状を緩和させることができます。

ご自身の日々のケア次第で変わりますので以下のことを試してみてください。

その前に・・・・

巷で流れている情報を試しても変わらない方がほとんどだと思います。

なぜでしょうか？

それは情報が「正しくない」または「合っていない」からです。当たり前といえばそうですが、正しい情報を知ったうえで

ケアしないと時間とお金を無駄にします。

ですので、大前提として「正しい知識」が必要になります。 

まずは、アレルギー（花粉症やその他）対策基本となる「腸」です。

腸は細かく分けると小腸（十二指腸、空腸、回腸）、大腸（盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、Ｓ状結腸、直腸）

巷の情報では大まかに「腸」としか言っていませんが、ここでは小腸の中の「回腸」についてお伝えします。

小腸の大きな役割としては1、栄養の吸収　2、免疫　の二つで、中でも近年、注目度が高い腸内フローラを含めた2の腸管免疫が重要です。1000種類以上、1000兆個以上もの腸内細菌が腸、特に回腸から大腸にかけてに多く存在し、私たちの体と共生し、体にウイルス、細菌、毒素などが入らないように守ってくれています。

なので腸内フローラをいかにいい状態にするかが大事になってきます。

では腸内フローラ（腸内細菌叢）を良くするにはどうすれば良いか？

ここが「正しい情報」とそうでない情報の分かれ目です。

巷では「乳酸菌をたくさん摂る」「○○株を摂る」と言っています。

正しいとは言えません。

正解は「いろんなものを食べる」「水、塩を摂る」「朝、食べない」「グルテンフリー」です。

以前のブログでも書きましたが、腸内フローラで最も重要なことは「多様性」です。つまりいかに種類がたくさん存在するかが最も重要なんです。なので、ある一種類だけ増やしてもあまりよくはありません。乳酸菌がいいからといってそれだけを毎日たくさん摂ってもダメです。むしろ、腸内細菌のバランスが崩れます。最初は乳酸菌も必要な場合がありますが、足りてきたら摂らない方がいい場合もあるんです。

それは自分の体との対話が必要になりますので、ちょっと変わってきたら現在、摂っているものを考えてみる必要があります。

そして、ご存知の方も多いでしょうが、乳酸菌を摂っても胃の酸で90％以上乳酸菌は死にますので、それもしっかりと踏まえておいた方が良いです。

なので、「これがいいからこれだけを摂る」というのは間違いということです。

いろんな種類のものを食べて、腸内のバランスを整えることが大事です。

長年、患ってきた方は腸の状態が著しく良くない可能性があるので、治療した方が早いです。

あとの「水、塩を摂る」「朝、食べない」「グルテンフリー」 に関しては、長くなるので次回以降、ひとつずつお伝えさせて頂きます。