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院長ブログ
2013.10.08
『愛されるために生まれてきた』
おはようございます!!
今日も一日全力で顔晴ります!!!!!
「愛されるために生まれてきた」
最近、「チャレンジド」という
新しい英語をメディアでよく見かける。
「チャレンジド」とは、
障碍者を指す言葉だ。
「努力を必要とする」
という和訳に、
「神様から挑戦すべき課題や才能を与えられた人」
という意味が込められている。
先日、千葉県の幕張で、
「チャレンジド・ミュージカル」を観た。
障害を持つ人たちが文化・芸術を通して社会参加し、
みんなが助け合い、支え合う地域づくりを目指して
NPO法人「いちかわ市民文化ネットワーク」(通称いちぶん)
が主催しているものだ。
ステージにはダウン症の子、知的障害児、自閉症の子など、障害もさまざま。
車イスで上半身だけを一生懸命動かして踊っている子もいた。
精一杯の自己表現を彼らは楽しんでいた。
会場は感動の渦に包まれた。
ところで、ミュージカルが始まる前のオープニングで、
年齢からして30代、40代の男女が出てきて歌とダンスを披露した。
子どもたちによるミュージカルと聞いていたので、
最初「ん?」と思ったのだが、この人たち、とてもいい表情なのだ。
激しい動き、それでいて始終、さわやかな笑顔。
途中からハッと気が付いた。
「もしかしたらこの人たち、
障害のある子どもたちの親達じゃないのかな」って。
それから舞台を観る目が変わった。
普通だったら障害をもったわが子が劇に出るとなると、
舞台の袖で陰ながら応援するとか、
客席からビデオカメラを構えて観ているものだが、
彼らはわが子と一緒に舞台に立っていたのだ。
みんなとても仲が良さそうである。
きっと日常生活の中でも彼らは
支え合い、助け合い、励まし合い、そして共に泣き、
共に笑ってきたんだろうなぁと思った。
エンディングでは何人かがマイクを持ってこんなメッセージを送っていた。
「子どもが産まれたという喜びと同時に、
お医者さんから『お子さんには障害があります。
一生治りません』と告知され地獄に落とされました。
一緒に死のうと思ったこともありました」
「この子は何の為に生まれてきたの?
ってずっと問い続けてきました。
ある日、分かったんです。
この子は愛される為に生まれてきたんだって」
「あの子は私をいろんな色に塗ってくれました。
そして私はたくさんの優しさと出会いました。
ありがとう」
「今、あの子の障害は
愛に満ち溢れています。
今、障害をもっている小さなお子さんを
育てている親御さんに言いたいことがあります。
障害のある子どもを育てるってまんざらでもないよ」
実は、うちの義弟も知的障碍者だ。
今は40代後半にさしかかっているが、
ミュージカルをやるなんて、
彼が育った時代には考えられないことだ。
義母や妻の話によると、
彼の子育ては本当に大変だったそうだ。
育てるだけで精一杯。
将来のことを考えると暗い気持ちになる。
そんな家庭に精神的なサポートはなかった。
「まんざらでもないよ」
と言えるようになるまでに、
それほどの歳月が必要だったかわからないが、
きっと彼女は同じ境遇の親たちと出会い、
同じ悩みや悲しみや絶望感をくぐり抜けて、
ようやく「共に生きよう」
という気持ちになったのだろう。
そういう人たちの輪が少しづつ広がっていけば、
本当の意味で助け合い、支え合う地域社会ができると思う。
出典 「日本一心を揺るがす新聞の社説」 著 みやざき中央新聞 編集長 水谷 もりひと
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「チャレンジド」=「神様から挑戦すべき課題や才能を与えられた人」
必ず乗り越えられる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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