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院長ブログ
2014.01.20

『仕事の意義』

『仕事の意義』

おはようございます!

今日も一日、全力で顔晴ります!!!



「仕事の意義」



あるメンタルヘルス協会の先生からお聞きした話ですが、あのパナソニックの創業者として
有名な松下幸之助さんは、生前、各地の自社工場の視察に訪れています。



彼が訪れたある工場の中に、ただひたすら小さいソケットのついた豆電球を磨く作業を
している工員の方たちがいました。



松下幸之助さんはしばらく彼らの作業を眺めていたかと思うと、
いきなり感に堪えない声で




「ええ、仕事やなあ」




と言ったのです。





すると、みんなびっくりして手が止まるわけです。
私にはその人たちの心の中はわからないので代弁はできませんが、




「電球を磨く仕事が、何がいい仕事なの?」




と中には疑問に思った人がいると思います。






すると幸之助さんは彼らにこう言い出したのです。









「ええ仕事や。あんたらが磨いている電球はどこで光るか知っとるか?」











たぶん、電球磨きの工員さんたちのほとんどがそんなことを考えたことはないと思います。
今、自分が磨いている電球が、どこでどういうふうに光っているかなんて考えて磨いていないわけです。









戸惑う彼らに幸之助さんはこう続けたのです。








「山間の村の中には、まだ電気が行きわたっていないところがいっぱいある。
そういうところに子どもたちがいっぱいおる。

そこに住む子どもたちは夜になって暗くなったら、外で遊ぶことも本を読むこともできなくなる。
あとは寝るだけや。

本というのは人間の心を豊かにするわな。

その本を読んでかられが未来を夢見て、心を躍らせ


『ああ、僕も大きくなったらこうなろう、ああなろう』


と、そう考えさせてくれる読書も、日暮れとともにページを閉じなければいけない時がやってくる。


もう少し続きが読みたい。でも暗くて読めない。

そんな時、あんたらが磨いた電球が『ポッ』とともりよる。

その電球の下には、彼らがこれから読みたいと思っていた活字が、はっきりと見える。


子どもたちはその本を開いて、またまた心を夢の世界へ躍らせ続けることができる。
あんたらのしていることは子供たちの夢と未来をはぐくむええ仕事や。
ほんまにええ仕事やなあ」






幸之助さんにそう言われて、彼らはポロポロと涙をこぼし始めたのです。






世の中に何の意味もない仕事はないのです。




工員たちも自分たちの仕事の意義を知りうれしかったのでしょう。





出典 「涙の数だけ大きくなれる!」 著  木下晴弘

フォレスト出版


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華やかに見える仕事もそうでない仕事も必ず誰かの役に立っている。

そこに必ず存在している意味がある。



その意味を自分で見つけたり、周りの人が伝えたりすることで
今、自分がやっている仕事に対してより誇りが持てると思います。



誇りを持って輝いて仕事をしている大人を見れば、子供もどんな仕事も誇りを持って
いい仕事だと、人の役に立つ仕事だと思えると思ってます。



この仕事だからいい、あの仕事だから嫌だ、と子供が言うのであれば
それはもしかしたら周りの大人の影響かもしれません。



職業に貴賤はないと思ってます。



つまらない仕事もないと思います。意味を見つけることでやりがいや、面白みが
出るものだと思います。



必ず、誰かの役に立っている、そこに存在している意味がある。




最後までお読みいただきありがとうございました。

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