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院長ブログ
2014.07.10

『人間万事塞翁が馬』

『人間万事塞翁が馬』

おはようございます!!!





今日も一日、全力で顔晴ります!!!





「人間万事塞翁が馬」





中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。





ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。
この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、

高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。
ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。



「このことが幸福にならないとも限らないよ。」



そしてしばらく経ったある日、

逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。





「このことが災いにならないとも限らないよ。」




しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。





「このことが幸福にならないとも限らないよ。」





1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。





人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。

「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。





「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、

福から禍(わざわい)へ、

また禍から福へと人生に変化をもたらした。

全く禍福というのは予測できないものである」

ということです。



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人生、何が幸せで何が不幸かそれは予測できないという意味らしいです。



ですが、私の解釈は

その瞬間だけ見たら、辛いと思っていたことがあっても

未来から振り返ればそれは必ず必要なことであって

必ず、自分のためにあったことだと。



そして、仮に自分が辛くても、その経験が必ず誰かの役に立つ。



不必要なことはない。全て必然である。


ということでしょうか。





最後までお読み頂きありがとうございました。

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